コンプライアンス標語コンテスト2018、作品募集開始 意識の低さがセクハラの根源だ!

企業・団体のコンプライアンス推進を支援するHTCは、コンプライアンス標語コンテスト2018」を実施し、2018年4月20日より作品の募集を開始しました。
「コンプライアンスに意識を向けてもらう」、「コンプライアンスを親しみやすくする」という考えのもとに続けてきたコンプライアンス標語コンテストも、たくさんの応募者や標語を利用する多くの企業・団体の方に支えられ、今年で第9回目を迎えることになりました。
今回もコンプライアンス違反に痛烈に効く作品や、コンプライアンス活動を応援する作品など、日本中のコンプライアンスを良くしていくための作品のご応募をお待ちしています。
コンテストで優秀作品に選ばれた方には、商品券や記念品を贈呈し、またユニークな標語はHTCが発行する2019年版コンプライアンスカレンダー等に掲載します。

https://www.htc-inc.co.jp/lp/compliance_hyogo.html
 
■地位ある人たちのセクハラが問題に
今年になり、大手企業トップが辞任に追い込まれた事件や官僚トップに疑念の目が向けられる事件など、より高い倫理観が求められる人が関係するセクハラがメディアで取り上げられています。
多くの企業・団体でコンプライアンス教育が進み、コンプライアンス意識は高まっているにも関わらず、セクハラはなくならない理由に、組織上層部のセクハラに対する認識の甘さが考えられます。
セクハラは、立場や状況によって許されるようなものではありません。これを取り違えて、許されるセクハラがあると考えたり、セクハラではないと誤解したりすることは、セクハラ被害を受ける相手に対して、思いやりの気持ちがないどころか、人をモノ扱いする人権無視の意識の表れです。
セクハラはもとより、コンプライアンス違反を招く意識の低さを改めさせる秀逸なコンプライアンス標語を期待しています。

 
■コンプライアンス標語とは
企業・団体が社会の一員として、相応しい振舞いをするためには、働くすべての人のコンプライアンスが必要です。特に経営に携わる役員は、従業員より高いコンプライアンス意識を持ち、組織全体にコンプライアンスを徹底していかなければなりません。
コンプライアンスの徹底には、集合研修やeラーニングなどの実施も必要ですが、加えて親しみやすいコンプライアンス意識啓発も併せて行うことが有効です。
俳句・川柳などの文化を持つ日本人にとって、コンプライアンス標語は親しみやすいものです。「今月の標語」などとして、職場で取り上げ、手軽にコンプライアンス意識啓発をしてみましょう。

 
■2017年コンテスト受賞作品
・ 新人が 見て見ぬふりを 見てまねる
・ツイッター 言葉変えれば 書く兵器
・「パワハラは ないな?」と上司に 睨まれる
・灰色を 重ねた会社 ブラックへ
・パスワード デスクに貼ったら フリーパス
・自分より タイムカードが 先帰る
・メール打ち 最後に確認 君の名は
・切れ者も 切れてしまえば パワハラへ
・サービスと 名の付く残業 誰のため?
・漏洩は モラルの低さも 漏らしてる
・社長より コンプラ偉い 良い会社
・過労働 増える不満と 減るやる気
・クリーンな 社でこそ光る シャインたち

 
■応募方法
不祥事の防止、違反の発見、健全な職場環境づくり、コンプライアンス推進活動の応援など、コンプライアンス意識向上に役立つ標語を募集します。
応募作品は未発表かつ、他のコンクールに出品していないものに限ります。

なお、応募されたコンプライアンス標語は、企業や官公庁などでコンプライアンス意識向上に役立ててもらうために無償公開※します。(※審査により、選定された標語が対象となります)
2018年4月20日から2018年6月10日までの間に専用Webページより投稿してください。
なお、コンテスト結果の発表は、2018年7月13日午後3時以降にHTCのホームページにて行う予定です。
 
詳細は、専用Webページを参照してください。
https://www.htc-inc.co.jp/lp/compliance_hyogo.html