今月号のピックアップ
1.社員旅行費を取引先が負担 公取委が警告
2.「今月のあるある事例」「今月のコンプライアンス標語」
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気になるニュース
社員旅行費を取引先が負担 公取委が警告 |
ニュース概要
2019年5月、公正取引委員会は建材卸業の丸井産業株式会社に対して、社員旅行の費用などを取引先に支払わせていたとして、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いで同社に警告を行った。同社は遅くとも約4年前から、取引先171社に社員旅行の費用を一部負担させたり、19社に同社の営業担当者への報奨金に充てる費用を要求したりしていた。取引先が負担した額は、計7千万円を超えるという。同社は「協賛金などとして提供を求めた。長年の慣習だった」などと話している。
このニュースに一言
公取委は「納入業者に利益がないにも関わらず、金銭を提供させた」と断じています。同社からは「強制していなかった」旨のコメントもありましたが、納入業者に「協賛金を支払わなかったら、取引がなくなるかもしれない」という不安があり、断れなかったことは想像に難くありません。優越的な立場にある企業は、「お願い」であっても、相手には「断れない強制」になることをハッキリと認識すべきです。「長年の慣習」も「相手の同意」も、立場の弱い相手が我慢していた上に成り立っていただけで、それが正当性の理由には、一切ならないことを肝に銘じましょう。
※他のNEWSは、 こちらよりご覧ください。 |
今月のあるある事例
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上司がサビ残をそそのかす
サービス残業をすれば、昇格・昇進に有利とほのめかす上司…。
最近は、会社から「部下に残業させるなよ〜」と言われている上司も多いようですが、必要な残業を依頼する際には誤魔化さずに、決められたルールで依頼しなければなりません。甘い言葉でサービス残業を頼んでみても、部下からは、「はい、はい。結局、あんたの評価を上げたいんでしょ〜よ」と見透かされてしまうのが関の山です。 部下は上司の背中を見て育ちます。正直者がバカをみるようなことがないように、上司たるもの、その模範とならなければ失格だと思います。そもそも、こんなことをしていれば、通報窓口に通報されて、逆に評価が下がってしまいますよ。
⇒ その他の「あるある事例」はこちら。 |
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