ニュース概要
2019年11月、大阪茨木市消防本部は、消防署内で暴力行為があったとして、40代の消防司令補、30代の消防士長、30代の消防副士長の3人を懲戒免職にしたと発表した。30代の二人が、20代の消防士に対して、30回以上もの殴る蹴るの暴行を行った他、血圧計のベルトを首に巻き付けて作動させ、目や顔に内出血をさせたとのこと。 40代の消防司令補は、被害者から報告を受けていたが、その場で口止めしていた。 「口止めは加害者側の消防士の将来を案じたためだった。消防士とのコミュニケーションが目的で強いチームにしたかった」と、消防司令補は弁明している。
このニュースに一言
消防士長、消防副士長の暴力行為はもっての外ですが、被害報告を受けた消防司令補が、加害者を庇って口止めをしたことなどから、暴力行為が容認される消防署の風土なのか、何かしらの理由で、消防司令補は、30代の二人に逆らえなかったのではと感じます。 報道では、30代の二人は、他の消防士にも暴行を繰り返していたようです。 被害者の20代の消防士は、自分への暴力を止めさせたいだけでなく、職場から暴力を無くしたいという思いで、勇気を出して消防司令補に報告したのだと思います。 どんな組織でも、過ちや間違いが発生します。それらを素直に受け入れ、是正できなければ、組織は悪い方向に進んでしまうと感じます。
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