[コンプライアンスのお役立ち情報] プロネクサス コンプライアンスニューズレター(html版) [2020年5月18日配信]

株式会社プロネクサス

 

ハイテクノロジーコミュニケーションズ株式会社

コンプライアンス
ニューズレター
(html版) Vol.50

企画・制作 ハイテクノロジーコミュニケーションズ株式会社

今月号のピックアップ
1.京都大学 不正行為をした非常勤職員を懲戒解雇
2.「今月のあるある事例」「今月のコンプライアンス標語」
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気になるニュース

京都大学 不正行為をした非常勤職員を懲戒解雇

ニュース概要

2020年4月、京都大学は、大学の秩序・風紀を乱す行為をしたとして、50代の非常勤職員を懲戒解雇した。調べによると、解雇された非常勤職員は、研究室にあった教授のパソコンを無断で操作し、メールを盗み見したり、教授室にカメラを設置し盗撮するといった不正行為をしていた。また、大学の備品であるオーブンレンジを勝手に処分したり、休日に、許可なくセキュリティエリアに立ち入っていたという。大学は刑事告訴も検討している。

このニュースに一言

解雇された非常勤職員は、他にも公私混同となる私的なコピーや、不正に機密書類を持ち出し、スキャンするなどの不正行為をしていました。また、大学から是正するよう注意を受けたにも関わらず、応じなかったことから、処分理由および処分は妥当と感じます。
一方で、解雇された非常勤職員が、なぜ様々な不正行為に手を染めたのかを考える必要があります。「きっかけは何だったのか」、「予兆はなかったか」、「エスカレートする前に気付くことはできなかったか」、「不正が起きやすい無防備な状態ではなかったか」、「職員のメンタル不調はなかったか」などです。
このような不正行為が発生する背景には、必ず何かしらの要因があります。不正行為者を処分するだけでなく、その要因を調べ、改善していくことが、同様の不正行為を減らすことにつながります。

※他のNEWSは、 こちらよりご覧ください。

今月のあるある事例

便利だからといって、ルールをやぶると危険です

あるある

会社で許可されていないインスタントメッセンジャー(LINE等)で同僚に業務連絡をしている…。

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「無料で使える」、「メールよりもお手軽」といった理由で、インスタントメッセンジャーを使っている人も多いのではないでしょうか。
確かに、インスタントメッセンジャーは、便利なアプリですが、許可されていないアプリで業務連絡をすることは考えものです。中には情報を抜き取ってしまうアプリもあり、情報漏えいの危険があります。万一、情報が外部に流出してしまった場合、相手方とのトラブルになる可能性や、情報を悪用されてしまうことも考えられます。そういった万一のリスクを想像してみることで、自分の普段の行動を見直してみてはいかがでしょうか?

 

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