ニュース概要
2021年10月、愛知県東海市役所に侵入した容疑で、静岡市の職員が逮捕された。
同職員は、午後8時20分から55分ごろまで東海市役所に侵入し、手袋を窃盗。容疑を認めている。同職員は公務で東海市役所と関わる仕事はなく、侵入した動機・経緯はわかっていない。
このニュースに一言
逮捕された静岡市の職員は、100円相当の手袋を盗んだと報道されています。
被害が最小限に抑えられたのは、不幸中の幸いですが、簡単に不審者に侵入されてしまった東海市役所のセキュリティにも問題があったのではないでしょうか。
市役所には、地域住民の個人情報など、流出・漏えいしてしまうと、大きな被害につながる重要な情報が保管されています。今回の侵入の動機・経緯はわかっていませんが、仮にそれらの情報を狙った侵入だったとしたら、たくさんの地域住民が被害者となる事件になっていた可能性があります。
市役所の窓口受付時間が過ぎた後は、部外者を侵入させないよう、物理的なセキュリティ対策を取り入れることや、見慣れない人が紛れ込んでいれば、警備員に知らせるなどのルールを決めることが大切です。また、職場のような大勢の人がいる場所では、部外者かどうかが明確ではない人を見かけたとしても、「他の誰かが対処するだろう」と考えて放置してしまうことがあります。(責任の分散。)他の職員が対処していない前提で、当事者意識をもって周囲に確認するなどが重要です。
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