こんぷろカスタム会員限定_第19回

インサイダー取引規制をめぐる諸問題
~悩ましい実務的問題点に対応するための基本的理念~

【こんぷろカスタム会員限定ウェビナー】

ウェビナーの概要(参加費 無料)

インサイダー取引規制については、金融商品取引法166条以下に詳細な条文が設けられています。
その条文の枠組みや解釈を示す書籍・セミナーはたくさんあります。
しかし、実務上で悩ましいのは、条文を読んだり、基本書で解釈を調べたりして分かるような類のものではなく、例えば、どのような出来事がバスケット条項に該当するのかというあてはめの問題ではないかと思います。また、金融庁や検察庁などの規制当局はどのような事案を実際に立件しようとするのか、東京証券取引所自主規制部門がインサイダー規制についてどのように考えているのか等については、規制当局の外からはなかなか知ることができないと思います。
もちろん、現実には個別事案ごとにとるべき対応が異なりますが、個別事案を考えるに当たって理解すべき一定の理念は存在します。今回のセミナーでは、実際に規制当局で勤務した経験のある講師ならではの視点で、悩ましい実務的な問題点について、基本的な理念を提示できればと考えています。

ウェビナーの最後には、直接講師へご質問いただける場として質疑応答の時間も設けております。

【講師紹介】
清水 真一郎 (しみず しんいちろう)
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業パートナー弁護士
公認不正検査士

1999年司法試験合格、2000年一橋大学卒業・司法研修所入所(第54期)。
2001年10月検察官任官、2012年から2015年まで金融庁証券取引等監視委員会事務局へ検察官として出向。インサイダー取引事件の発掘や、課徴金事件と犯則事件の調査を行う部署等で指導官として執務に当たる。また、検察庁では、名古屋地検、東京地検の特別捜査部等で経済事件の捜査に従事。2018年検察官退官後、東京証券取引所の自主規制部門である日本取引所自主規制法人上場管理部・上場審査部での勤務を経て、2020年9月より弁護士として稼働。
現在は、一般的な企業法務のほか、IPO支援、不正会計等の調査・危機管理、証券事件の刑事弁護等を手がけている。また、上場企業向け、又は、公認会計士協会・警察大学校等の公的団体向けに、危機管理、コンプライアンス、IPO支援等に関する研修を提供している。
(著書)「実例解説相場操縦事件~公正な市場形成のために~」(2022.10 商事法務)

【内容】
・渥美坂井法律事務所・外国法共同事業パートナー弁護士 清水氏の紹介
・インサイダー取引規制の実務 ~悩ましい実務的問題点に対応するための基本的理念~(清水氏の講演)
・質疑応答
・HTCからのお知らせ
など

お時間は約90分を予定しております。

【対象】
※こんぷろカスタム会員様のみご視聴いただけます。
・今までとは違うテーマの研修に興味をお持ちの方
・上場会社の情報管理部門の方
・バスケット条項の考え方やあてはめについて悩む機会のある方
・インサイダー規制の実務について知りたい方
など

開催要項

WEBセミナー ■2023年3月7日(火) 15:00 ~16:30(参加費:無料)
<本ウェビナーは終了いたしました>

※Zoomのウェビナー機能を利用して開催いたします。
※カメラ・マイクは不要です。
※ウェビナー終了時間は、進行状況により前後いたします。

お申込み方法

こんぷろカスタム会員限定のウェビナーのため、本ページからはお申し込みできません。上記の「開催要項」の方法にてお申し込みください。
ご登録いただきました後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
確認メールには受講に必要なURLが掲載されておりますので、削除せずにウェビナー当日まで保管をお願いいたします。

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