「忙しくて処理できなかった」、8年間も生活保護費をいい加減に支給!

2014年5月、東京都某市は、適正な手続きを怠り、生活保護費を過剰に支給したり、支給モレを発生させたりしたとして、6人の職員を処分した。74世帯で過剰支給、59世帯で支給モレ等が発生している。今回処分された職員のうち、8年にわたり算定作業を行わず、受給者からの申告を支給額に反映させていなかった。怠っていた2人について、停職6カ月の懲戒処分とした。住民より、生活保護に関する通知が届かないとの連絡を受けて発覚した。2人は、「忙しくて書類の処理ができなかった」と話しているという。

 

【このニュースに一言】

「忙しいからできかった」が言い訳で通用する訳がありません。

算定作業ができない状況なら、上司と相談するなど、いくらでも対応する方法はあったはずです。それが頭に浮かばなかったとしたら、きっと「受給者が困るだろう」、「税金が無駄に使われる」といった心配が、まったくなかったのかも知れません。

こんな職務意識の人には、住民の生活や税金の使い方に関わって欲しくありません!