営業秘密ってなに?

不正競争防止法の営業秘密とは、①秘密のものであると従業員等に示して管理されていること、②事業の活動に役立つものであること、③それを保有している者以外は一般に入手できないこと、の3つの要件を全て満たしたものになります。たとえば、顧客リストや販売マニュアル、設計図や実験データなどの技術情報、製造方法などは、この営業秘密の3要件に当てはまる可能性が高いといえます。
間違って営業秘密を漏えいさせてしまうと、その事業を行う企業は大きなダメージを受けます。取り返しがつかないミスを防ぐためにも、あなたの職場ではどのようなものが営業秘密にあたるかを知っておきましょう。