不正に株価を吊り上げた疑いで、不動産会社社長を逮捕

所有する自社株を高値で売却するために、不正に株価をつり上げて売却したとして、2013年5月に証券取引等監視委員会は東証1部上場の中堅不動産販売会社の社長に対し金融商品取引法違反の疑いで強制調査を行った。この取引によって社長は数千万円以上の利益を得た可能性があるとみられている。監視委員会は刑事告発も視野に調べを進めていく方針を示した。

※大株主が上場前から所有していた株式を売却する場合は、一定の基準日の終値で売却すると定められている。

 

【このニュースに一言】

自分の所有する株式をより高く売るために、「一定基準の終値」が高くなるように知人に多量の買い注文を出させていたそうです。違法なことをして株価を上げるより、会社の価値を高め株価を上げれば良いのにと思うのですが、社長には会社を発展、成長させる自信も意欲もなかったのでしょうか。