仕事熱心がアダ?お茶と間違えて漂白剤をお客に飲ませる!

大手外食チェーン店は2013年8月21日、東京都新宿区の店舗で、お茶と間違って漂白剤の希釈液を客1人に提供したことを明らかにした。店員が茶渋をとるため給茶用ポットに漂白剤を入れて放置していたところ、お茶が入っているものと思い込んだ別の店員が客に提供してしまったという。客は違和感を訴え、数日の安静が必要と診断された。

 

【このニュースに一言】

複数のスタッフが働く職場では、業務ルールを文書化して、全員に周知することが必要です。

今回、茶渋で汚れたポットを漂白するときに「貼り紙(例:漂白中)をする」、「漂白は営業時間終了後に実施する」などのルールが決められて、周知されていれば事故は起きませんでした。

今回の事件で、ポットに漂白を入れた店員に落ち度(貼り紙や声掛けをしていなかった)はあります。しかし、業務ルールが明文化や周知がされていなかったとしらら、その店員より会社のほうが責められるべきだと感じます。

「そのくらい判断できるだろう、注意するだろう」と考えるのはキケンです。