大手不動産物件仲介会社に来店した芸能人夫妻の情報が公開される

2016年1月9日、大手不動産物件仲介会社の店舗に来店した芸能人夫妻の対応をした女性社員が、自身のTwitterでその様子を書込み、公開していた。書込み後、インターネット上で炎上騒ぎとなり、女性社員のTwitterアカウントは現在削除されている。女性社員は、同物件仲介会社のフランチャイズ加盟店に勤務しており、事件後、同物件仲介会社と加盟店は、それぞれのホームページで謝罪文を掲載している。

 

【このニュースに一言】

SNSへの不用意な書き込みは、無くならないようです。この女性社員は、昨年秋にアパレル業界の販売員から転職したばかりだったようですが、以前の勤務先やフランチャイズ加盟店では、情報管理についてどのような指導をしていたのでしょうか。「そんな書込みはするはずがない」と考えていたなら、危機管理意識が低すぎです。また「一度教えれば大丈夫」と考えるのも同じです。「一度しっかり教える」、「定期的に教える」、「様々な手段で繰り返し意識させる」等、そこまでしてようやく指導は合格ラインといえるのです。

今回の件で、作り上げてきた大手不動産物件仲介会社というブランドイメージが傷つきました。ブランドを守るためには、コンプライアンスが怪しい会社とは取引しないことを徹底することが必要かもしれません。