大手旅行会社社員、ミスを隠ぺいして、人生を台無しに・・・

大手旅行会社の30歳の男性社員が、岐阜県立高校の遠足のバスを手配できていなかったミスを隠すため、生徒を装い自殺をほのめかして遠足の中止を求める文書を高校に届けていたことがわかった。高校は自殺のおそれがある生徒はいないと判断して遠足を決行しようとしたが、バスがないことがわかり延期したという。観光庁と中部運輸局は大手旅行会社を立ち入り検査した。

2014年5月5日、同男性職員は、学校の業務を妨害したとして、偽計業務妨害容疑で逮捕されている。

 

【このニュースに一言】

男性社員が起こした「バスの手配ミス」は、利用者(高校やその生徒たち)に多大な迷惑を掛けることになり、大きな責任を取ることになったはすです。しかし、その自分のミスを隠ぺいするために行ったこと(高校への文書等)で、さらに利用者に迷惑を掛け、より大きな責任を取ることになってしまいました。「隠ぺい工作」が、物事をより悪化させる見本のような事件でした。

ミスを会社に報告しにくい環境が職場にあったのでしょうか・・・・