2度の暴力排除宣言の後でも関係遮断できない公益社団法人P

2014年4月1日、公益社団法人Pの幹部が、昨年、指定暴力団の会長とゴルフや会食などをしていたことについて、内閣府の公益認定等委員会は「暴力団排除が徹底されていない状態」などとして、同協会に対し事実解明と再発防止を求める勧告をした。同協会は今までに2度暴力団排除宣言をしている。同協会の当時の執行部はすでに総辞職したという。

 

【このニュースに一言】

PGAは過去の不祥事の度に「暴力団排除宣言」を行っていたわけですが、いまだに暴力団との関係について疑われるような状況を払しょくできていないようです。穏やかな、ごく普通の人と思える人が、「反社会勢力」に属する人だったというケースもあるので、はっきりとわかっていて関係を持ったということはあまりなかったのではないかと思います。ただし、そういうこと(普通に見える人がいること)を前提に関係をどうすれば遮断できるかという点を真剣に考えていなかったのかも知れません。