大手鉄道会社、運転台に足載せ新幹線を運転

大手鉄道会社は9月8日、新幹線こだま号の運転士が、走行中に両足を運転台に載せていたことを発表した。鉄道ファンが新幹線の写真を撮影した際に、運転台に両足が写っており、ツイッターに投稿したことで発覚した。大手鉄道会社によると、男性運転士(29)が、「疲れた足を伸ばすために、10秒ほど載せた。」と事実を認めており、過去にも同様のことを5,6回行っていたとのこと。なお同鉄道会社は、今回の不適切行為について「あってはならない行為、全乗務員に指導を徹底する」としている。

 

【このニュースに一言】

「気持の緩みがある」ということです。

「安全に問題ない」などと、自分が判断したら、「社内規程があっても、バレないなら守らなくて良い」という勝手なことが行われたと思っています。新幹線の運転士になるには、選抜試験に合格し、教育訓練を受け、新幹線を運転するための免許を取得する必要があります。おそらく、新幹線の運転士は優秀な社員のはずです。それなのに、今回のような事態が起きたのはどうしてでしょうか。「職員の気持の緩み」に対する認識の甘さが、大手鉄道会社にあったのかもしれません。人命を運ぶ交通機関として、今後の是正に期待しています。