福岡県の某公立大学、合格者名簿に記載せず、合格の通知もしていなかったことを発表

福岡県内の某公立大学は、2013年2月に実施した法学部法律学科の前期日程入試で、合格者名簿に4人を記載せず、合格の通知もしていなかったことを発表した。合格者数は136人だったが、事務職員が誤って132人しか名簿に載せず、その後の名簿確認でも記載漏れに気づかなかったという。4人は他大学や予備校への入学をすでに決めているが、同大進学を希望した場合は、他大学等への手続きに生じた費用を負担するという。

 

【このニュースに一言】

事務職員のミスより、名簿確認でミスを見つけられなかったことのほうが強く責められるべきことです。ミスの被害者が受験生やその家族であること、被害者がどれだけの苦痛を感じるかを理解できていれば、ミスを見逃すことはなかったはずです。
「他人事」と考えずに、一つのミスが信頼を損なう結果になることを認識し、責任を持って確認作業を行ってください。