落語で学ぶコンプライアンス タカラトミーが開催

2019年2月8日、大手玩具のタカラトミーが「かつしかシンフォニーヒルズ(東京都)」で、同社グループの全従業員を対象に、コンプライアンスを学ぶ落語会を開催した。同社では5年前から「コンプライアンスを考える日」というイベントを開催しており、落語会はその一環として行われたもの。落語家の春雨や風子がコンプライアンス落語「権力者」など2演目を披露した。同イベントには800人が出席し、グループ全社にも同時配信が行われた。
コンプライアンス落語「権力者」は、企業・団体のコンプライアンス推進活動を支援するハイテクノロジーコミュニケーションズ社(HTC)が企画するコンテンツの一つ。昨年、タカラトミーが社内のコンプライアンス研修に落語の動画を使用したところ、好評だったことから今回の上演が実現したという。
(スポーツニッポン/HTC Webサイト)

【このニュースに一言】

コンプライアンスの大切さは、多くの企業の経営層やコンプライアンス推進担当者に理解されてます。しかし、一人ひとりの従業員となると、話は別です。しっかりと理解している人もいれば、「自分には関係ない」と関心が低い人もいます。企業・団体でコンプライアンス意識を浸透させていくには、まずコンプライアンスに関心を持ってもらうことが必要です。コンプライアンス落語は、関心が低い人にも、コンプライアンスに目を向けてもらうコンテンツとして、2012年の構想から2017年にHTCが企画したもので、今後多くの企業・団体で利用して欲しいと思います。