100万円、貰い得にしようとした大学教授が諭旨解雇処分

2014年3月31日、東京都内の某大学大学院の50代男性教授が、受験生から現金100万円を受け取り、試験の公正性に疑いを生じさせたとして、同大学は教授を諭旨解雇処分したことをHPで発表した。教授は100万円を教授就任の祝儀として受験生から受領したという。教授は受験生の採点等に関わっていたが、優遇するなどの不正な行為は確認されておらず、受験生は不合格になったという。

 

【このニュースに一言】

東大HP: http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_260331_j.html

教授就任祝いで100万円ものお金を渡されたときに「おかしい」と思わなかったのでしょうか。仮に100万円のお金をもらうことに違和感を感じないような環境にいたとしても、「自分=試験委員、相手=受験生」の構図が見えた時点で100万円の意図を理解して、すぐに返金すべきでした。ただ、同大学HPの内容を読むと、男性教授が「なんとか返金しないで済ませたい」と色々と考えていた様子が見えて、お金が人の判断を狂わせることを再認識しました。