島根県で酒気帯び運転による事故と犯人隠避教唆
2025年2月、酒気帯び運転による交通事故を起こした疑いと、その事故を隠蔽しようとした疑いで島根県米子市の会社員の男性3人が逮捕された。23歳の男性は、4人が乗るミニバンを酒気帯び状態で運転し、花壇に衝突する事故を起こして同乗する男性にけがをさせたとして、危険運転傷害と酒気帯び運転の疑いで逮捕。また、同乗していた27歳と21歳の男性は、もう一人の同乗者に身代わりになるようそそのかしたとして、犯人隠避教唆の疑いで逮捕された。
【このニュースに一言】
警察は男性らについて認否を明らかにしていませんが、ドライブレコーダーの映像などをもとに犯行が判明したことを発表しています。また、より詳しい経緯を含め、もう一人の同乗者についても犯人隠避教唆の疑いで捜査を進めていることも明らかにしています。
本件は、酒気帯び運転を行った当人、さらにその隠蔽を図った2名が逮捕されました。飲酒運転が重大な事故を引き起こすリスクが高いことは言うまでもありませんが、これを隠すために身代わりを立てようとすることは、さらに罪を重ねる行為です。
現在、ドライブレコーダーを搭載している車は多く、各地に防犯カメラも設置されているため、隠蔽工作は通用しません。飲酒後の運転は絶対に避けることはもちろん、万が一事故を起こした場合は正直に事実を伝え、責任を果たすべきです。また、もし同乗者に身代わりや隠蔽を頼まれても、固く断るようにしましょう。