お酒を飲んだ後、電動キックボードなら運転してもいいよね? 

飲酒後に電動キックボードを運転することは、絶対にやめてください。
道路交通法では、「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」と定められています。電動キックボードはこの「車両等」に該当し、電動キックボードの飲酒運転にも、自動車の飲酒運転と同じ厳しい罰則が科されます。
※2023年7月に施行された改正道路交通法により、一定の基準を満たした電動キックボードは運転免許が不要になりましたが、飲酒運転が禁止されていることは変わりません。
「電動キックボードなら速度も出ないし、かんたんな操作だから大丈夫」と過信してはいけません。お酒を飲むと運動能力や判断力が低下し、安全な運転ができなくなります。電動キックボードでも、アルコールの影響でブレーキ操作が遅れたり、足元がふらつき転倒してしまったりすることが考えられます。実際に、電動キックボードの飲酒運転によって、衝突事故や死亡事故が起きています。飲酒運転が法律で禁止されているのは、このような悲惨な事故から運転者自身と周囲の人を守るためです。

飲酒後は、徒歩または公共交通機関を利用して移動しましょう。

※酒酔い運転:5年以下の懲役または100万円以下の罰金
酒気帯び運転:3年以下の懲役又は50万円以下の罰金