循環取引ってなに?

循環取引とは不正会計の一種で、複数の企業が共謀し、互いに商品・サービスの取引を繰り返し、架空の売上を計上することです。最初の売り手と最終の買い手が同じとなる取引形態が多いものの、特別な取引形態や手法があるわけではなく、循環取引のパターンは年々多様化しています。
循環取引は売上の架空計上や過大計上が生じるため、続ければいずれ関係した企業は経済的に破綻することになります。また、取引の内容により刑事責任または民事責任を問われる、あるいは行政処分等を受ける可能性があります。どのような立場、状況であれ関わらないことです。