「妊娠のタイミングが最悪」マタハラで処分

2021年3月、大阪市役所の課長が、部下にマタニティハラスメントをしていたとして、市は同課長を停職3カ月の懲戒処分としたことを発表した。市によると、同課長は部下が結婚した際には妊娠を希望する月を示し、「この月に妊娠したら別の部署に異動できる」と発言。さらに、妊娠を知った際には「妊娠のタイミングが最悪。職場に迷惑がかかるのがわからないのか」と部下の妊娠を責めるような発言をした。同課長は、「(部下の)女性を娘のように思い、彼女のために言った」と話しているという。

(毎日新聞、朝日新聞)

【このニュースに一言】

職場で産休や育休を取得する人がいれば、その人の仕事を他の人に割り振るなどの調整が必要になります。同課長は、部下の妊娠する月を指定することで、仕事と部下の産休や育休を上手く調整できるとでも考えていたのでしょうか。
人にとって妊娠、出産、そして育児は、人生のなかでも特別なことです。そして、本人の思い通りにならないことも当たり前にあります。同課長が、部下の気持ちになって考えることができていれば、今回のマタハラは起きていなかったはずです。
部下を持つ人は、妊娠や出産はもちろんのこと、家族の介護など、部下の勤務に制限が出てくる可能性を常に考えておく必要があります。そして、その時が来た時に「タイミングが最悪」という最低な言葉ではなく、部下を安心させる温かい言葉が言えるようになって欲しいと思います。