整理整頓が苦手で、捜査資料を約6000点持ち帰り

千葉県警は、2021年4月に捜査に関わる資料や証拠品などを、自宅に無断で持ち帰っていた我孫子署の巡査部長を停職3カ月の懲戒処分とした。同日、同巡査部長は依願退職した。持ち帰ったものの中には未解決事件に関するものや、覚せい剤や注射器などもあった。同県警は公文書毀棄と証拠隠滅、覚醒剤取締法違反などの疑いで書類送検している。
捜査資料の持ち帰りは、約29年間で6千点ほどになっており、調べに対し同巡査部長は、「整理整頓が苦手でため込んでしまい、異動の際に持ち帰って放置してしまった」とコメントしている。

(東京新聞、産経新聞)

【このニュースに一言】

このニュースを読み、多くの人は「そんなことが起きるなんて、信じられない」と巡査部長の行動に呆れていると思います。一方、巡査部長のコメントにあるような「整理整頓が苦手」な人の中には、「他人事ではない」と感じた人もいるのではないでしょうか。
今回、整理整頓ができなかったことが、自分を犯罪者にしてしまう、捜査が滞らせる原因になった点は、警察官特有の問題です。しかし、一般企業の社員でも、整理整頓を怠れば、業務が滞ることや、情報紛失・漏洩が起こるなどの問題は起こります。

整理、整頓、清掃、清潔、しつけの頭文字をとった5S活動は、ミスや事故を防ぎやすくする、業務を行いやすくするために、欠かせない業務の一環です。もし整理整頓が苦手だと感じているなら、まずは「その日出したものはその日のうちに片付ける」ということを意識・実践することから初めてみるのはいかがでしょうか。