「飲酒運転にあたらないと思った・・・」、こんな警察官は辞めてください

アルコールが残った二日酔いの状態で車を運転して通勤したとして、北海道警は、紋別署に勤務する40歳代の男性巡査部長を停職3か月の懲戒処分とした。巡査部長は「酒が残っている感覚はあったが、飲酒運転には当たらないと思った」などと話しているという。出勤してきた巡査部長から酒のにおいがすることが数回あり、監察官室が調べていた。

 

【このニュースに一言】

この巡査部長に「飲酒運転がなぜいけないのか?」と質問したらなんと答えるのでしょうか。「酒が残っている感覚はあったが、飲酒運転には当たらないと思った」というコメントからは、飲酒運転の危険性について正しく理解しているとは到底思えません。厳しい言い方をすれば、この巡査部長は「法律に反するかどうか(自分が罰を受けるかどうか)」が判断基準で、「被害にあう人を出さないこと」など一切頭に浮かばない「警察官に相応しくない人間」だと言えます。

「酒が残っている感覚」があれば、仮にアルコール検知器で基準値を下回っていたとしても、運転を自重するのが「被害にあう人をださない」と思う人の行動です。