大手菓子メーカー、アレルギー物質の混入で商品回収

2013年12月、大手菓子メーカーが製造したスナック菓子「とうもりこスイートコーン」に、アレルギーを引き起こす可能性がある落花生の成分が混入していたことが分かり、同社は約29万袋の自主回収を始めた。購入した客からの連絡で発覚、今のところ健康被害は報告されていない。同社が別の会社に委託していた包装工程で、落花生の成分を含む別の菓子の破片が混じったという。

 

【このニュースに一言】

アレルギーの無い人には、それほど大きな問題に感じないかも知れませんが、アレルギーの有る人にとっては、命に関わる重大な問題なのです。このニュースがもしも「・・・・委託していた包装工程で、毒物が混入したという。」だったらどうでしょうか。大手菓子メーカーは、「購入した客からの連絡」で知り、迅速に対策を講じたと思います。しかし、事故が起きてからでは遅く、予防策をより強化して欲しいと思います。「生産現場で混入等の不安があったら、従業員はすぐに連絡する」などを徹底できるよう、委託先のコンプライアンス推進活動の支援などを行なうことはできないのでしょうか。