女性教諭、生徒の成績データを我が子に見せる!

山梨県中央市教育委員会は2014年11月12日、県内の中学校に勤務する女性教諭が、生徒たちのテスト結果の書かれた書類を無断で自宅に持ち帰り、自分の子供に見せていたと発表した。また、子供は書類の内容をデータ化して、メール等でほかの生徒に送信したため9人に広まった。女性教諭は、「子供を指導するためだった。取り返しのつかないことをした。」と話している。

 

【このニュースに一言】

学校と言えば、子供たちの情報をたくさん取り扱う場所です。当然、その情報の取扱いについても、ルールがあり、職場全体に周知されているはずです。職場で仕事が終わらず、やむを得ず自宅に書類を持ち帰ってしまったなら、多少は同情できます。しかし、「子供を指導するため」ということだと、自分の都合のためにルールを破ったことになります。もしかすると、悪いことだという意識が知識が乏しかったのではないでしょうか。そう考えると、勤務する中学校では、情報の取扱いについてのルールを徹底させるために、何をしていたのかを知りたくなります。

日頃から、情報の取扱いについて、職場で話し合いがされていれば、起こるはずのない事件でした。