バス運転手、運賃を着服して懲戒解雇に

2013年9月、某市交通局は、2人の市バス運転手が運賃の着服を繰り返していたとして、運行を委託している外郭団体が2人を懲戒解雇したことを明らかにした。運賃を乗客から手渡しで受け取ったり、料金箱を不正に操作したりして、継続的に着服していたという。別の運転手による不正着服の判明後、同社は全運転手を対象に不正がないかを調べていた。

 

【このニュースに一言】

「バレないだろう」、「他の人もやっているし」。

自分に都合よく考えて、不正に手を染めた結末は・・・・「懲戒解雇」。発覚したらどうなるか想像することはあったのでしょうか。もし想像していたとしても、「謝罪して、着服した現金の返却、始末書提出」ぐらいで、「懲戒解雇」や「刑事罰を受けること」が思い浮かぶことはなかったのでしょうね。悪い事と知っていて行う人には、善悪を諭すだけでは効果がありません。絶対に間尺にあわないことだと理解させることが、悲しいかな必要なことです。