「カシミア100%」表示、でも本当は「カシミア0%」の製品も!

「カシミヤ100%」などと表示して販売されていたストールが、実際にはカシミヤの割合が低かったり全く使われていなかったりしているのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、2014年6月26日、消費者庁は18の業者に対し再発防止の行政指導をした。カシミヤのかわりに使われていた原材料は大半がアクリルやレーヨンで、インターネット上で販売されていたという。

 

【このニュースに一言】

「使っていない」のに、「使っています」というのは、子供でもいけないことだと分かる「明らかな嘘」です。指導を受けた18業者は製品を「カシミアと同じくらい素晴らしい質感だ!」と思っていたのかも知れません。しかし、だからといって「カシミア100%」や「カシミアをふんだんに使用」などという表示をして良い訳がありません。

「素人は、気づかないだろう」と騙すつもりだったとしたら、もっと厳しい処分でも良いのではと思います。