信号無視 危険運転で調査 大手サービス会社

2022年8月、大手サービス会社は、同社名が書かれた営業車が赤信号を直進し、子どもをひきそうになっている様子が撮影された動画がSNS上で拡散されていることを受け、事実関係を調査するとHPで発表した。同営業車は、同社のHPによるとフランチャイズチェーン加盟店のものと見られ、同社は交通安全に対する指導・教育を改めて徹底するとしている。

【このニュースに一言】

交通法規を守り、安全運転を心掛けるというのは、プライベート・仕事上に関わらず当然のことです。それに反して、危険な運転をすれば、運転者に厳しい非難の目が向けられ、また業務中であれば、会社も非難の対象となります。
また今回のように、ブランドを使っているフランチャイズチェーン加盟店(パートナー企業)の営業車が危険運転を行えば、当然ブランドを持つ企業に非難が向かいます。
現在、大手企業の多くが、中小のパートナー企業の協力を得てビジネスを行っています。もしも、パートナー企業がビジネスに関連した不祥事を起こせば、ビジネスが「中断する、遅延する」といった支障だけでなく、世間から大手企業自体が非難されることにもなりかねません。大手企業が「取引先、別会社の問題」と言い訳すれば、世間は納得するどころか、「無責任な会社」と非難を拡大させることになるでしょう。

※大手企業がパートナー企業のコンプライアンス維持・向上に関心を持つこと、それが当然の時代になっています。
※本掲載内容は、同社HPでの発表内容の訂正に基づき、内容を変更しております。(2022/10/26)