大手放送局職員、浮かしたお金を着服、7年間で150万円!
大手放送局に勤務する30代男性職員が、出張旅費の不適切な請求を繰り返していたとして、2014年6月停職3か月の懲戒処分をうけた。精算書類
に不備があり、経理担当者が不正に気付いて発覚した。実際は割引運賃で利用した飛行機の交通費を通常運賃で請求することで、7年間で約150万円を得ていたという。男性職員は事実を認め、全額を弁済した。
【このニュースに一言】
7年間も、男性職員は、正規の金額と割引チケット代の差額を着服していたわけですが、罪悪感はなかったのでしょうか。
推測になりますが、「割引チケットを使うのは、自分の工夫」、「正規の金額でチケットを買っても良かった」と考え、「差額を着服しても、会社に金銭的な損はない」、「工夫したで生まれた利益は、自分のもので良い」と勝手な論理展開をしていたのかも知れません。
このようなケースは、身近にも結構ありそうです。例えば、「バスを使うところを歩いた。バスを使ったことにして、会社に請求する」といったことです。
費用削減のため、いろいろと考えることは、とても良い事です。しかし、そこで生まれた利益を着服するのは犯罪です。