機長からアルコール検出で2便欠航 日航グループ会社

2019年6月8日、日本航空グループの日本トランスオーシャン航空(JTA)で、機長の呼気からアルコールが検出され、その影響で2便が欠航したことがわかった。
8日の朝に同機長にアルコール検査を計3回行ったところ、いずれも道交法で定める酒気帯び運転の基準よりも高い数値が出た。交代要員が確保できず、同機長が乗務予定だった2便が欠航となった。同機長は、前日の7日に飲酒をしたが、出勤時刻の12時間前までには飲酒を終えたとして、社内規定には違反していないと話している。同社はさらに調査を行うという。

【このニュースに一言】

同グループでは飲酒に関する問題が続いたことから、再発防止に取り組んでいる最中でした。今回、飲酒状態での乗務を未然に防いだことは、取り組みの結果が出たと言えます。しかし、欠航までは防ぐことができず、多くのお客様に迷惑をかけてしまいました。飲酒による欠航を防ぐために、乗務員に求めるものは、社内規定の「出勤時刻の12時間前までに飲酒を終えること」ではなく、「出勤時刻までにアルコールが抜けた状態になっていること」ではないでしょうか。
アルコールは分解する速度も人の体質や体型によって様々です。飲酒の時間だけを制限するのではなく、一人ひとりの体質を考慮した対策まで踏み込むことが必要だと思います。