近畿日本ツーリスト、パンフレット代金を水増し

2020年10月、旅行業大手の近畿日本ツーリスト関西と同中部において、取引先への水増し請求が行われていたことが発覚した。同社等はJR西日本の依頼で作成した旅行パンフレットの製作費等を10年間にわたり、約7000万円を水増し請求していたという。2018年2月に近畿日本ツーリスト関西の担当者が社内メールをJR西日本に誤送信したことから不正が発覚した。同社等はJR西日本に謝罪し、損害賠償金を支払うとともに、2018年当時の社長らを含め、不正に関わった約30人を処分した。

(日刊スポーツ、読売新聞)

【このニュースに一言】
利益の追求はビジネスとして当然のことですが、それは公正な取引が前提であることは言うまでもありません。今回、近畿日本ツーリスト関西等は、見積金額の水増しで利益を増やしており、公正な取引とは相いれないものです。同社の担当者が「不正の認識はなかった」と話していることから、今回のような水増し請求を不正と感じない悪しき習慣があったのではないでしょうか。
不正を一度許してしまえば、その同じ不正が「前回と同じだから」といった理由で繰り返され易くなります。そして、悪しき習慣として職場に根付いてしまいます。
みなさんの職場には、「以前からやっているから」、「前任者からの引き継ぎだから」とその正誤を確認することなく、続けていることはありませんか。もしも気になることがあるなら、しっかり確認して誤りなら正してください。それが会社と働く仲間を守ることになります。