イヤホンつけたまま運転の自転車 女性をはね死亡させる

2015年6月10日千葉市で横断歩道を渡っていた77歳の女性が19歳の少年が乗った自転車にはねられ死亡した。少年はイヤホンを両耳につけて運転していたうえ、「下を見て運転していた」と供述している。赤信号を無視していたとの目撃情報もあり、警察が事故の状況を詳しく調べている。女性は頭を強く打って病院にはこばれたが、約2時間後に死亡した。女性は都内に住んでいて、現場近くに住む娘を訪ねたあと、帰宅途中だった。

 

【このニュースに一言】

2015年6月、自転車対歩行者事故の増加もきっかけとなり、道路交通法が改正されました。道路交通法において、自転車は「軽車両」に該当します。自転車も事故を起こした場合は、車両の運転者として、刑事責任や賠償責任を負うことになります。自転車は誰でも簡単に乗れる便利な乗り物ですが、事故を起こしてしまうと多くの人の人生を狂わせてしまいます。被害者やその家族はもちろん、多額の賠償、家庭崩壊、世間からの批難など、自分の家族や周りの人たちも不幸にしてしまいます。このことをしっかり肝に銘じ、自転車も「危険な乗り物」であることを自覚しましょう。