東名阪道で高速バスとダンプカーが衝突 23人重軽傷

 

2015年7月14日、東名阪自動車道で高速バスと大型ダンプカーが衝突し、8台とも道路脇の畑に転落しバスの乗客など23人が重軽傷を負った。バスは午後8時に東京ディズニーランドを出発し、倉敷市に向かっていた。中堅観光バス会社は、「運転手は11日間連続勤務中だったが、夜勤の前に8時間以上の休憩を取っており、法的には問題ない」と説明している。

 

【このニュースに一言】

事故の直接の原因はまだわかっていませんが、「法的には問題ない」という中堅観光バス会社のコメントには疑問を感じます。人の命を預かる業務では、「法的な問題の有無」以前に、まず安全に問題がないことを最大限に考えるべきです。「健康診断の結果に異常がない、運転の途中交代も行う」ことだけで、「安全に問題はない」と考えていたのでしょうか?11日間の連勤勤務をどう考えていたのでしょうか?もしも、「法的な問題の有無」ことだけを考えていたとしたら、同社には大きな責任があると思います。