格安スマホ 業界最速の表示で措置命令 

2017年4月21日、格安スマホのブランドで事業展開している中堅通信サービス会社は、『業界最速』などの広告表示が、景品表示法違反(有利誤認)にあたるとして、消費者庁より再発防止を求める措置命令を受けた。実際は、平日の12時台のみの通信速度の比較で『業界最速』だった。同社は「表記の確認が不十分だった、広告のチェック体制の強化や社員教育の徹底等に取組む」旨のとコメントをしている。

 

【このニュースに一言】

業界、業種、商品を問わず、広告宣伝に関わる人は、広告を作る前に景表法について、しっかりと勉強すべきです。わかりやすい書籍もあるし、ネットでも探せばいくらでも丁寧に解説しているサイトが見つかります。

経営者の方へ、広告宣伝の仕事を担当させる人に、景表法を勉強させないのは、自動車教習所に通わせずに、自動車を運転させるのと同じくらい「あり得ないこと」だと考えてください。