車上荒らしで、患者の情報を保管していたPCが盗まれる!

2014年1月29日、兵庫県某大学の付属病院に勤務する50代男性医師が、車上荒らしに遭い、車内に置いてあった私物のノートパソコンを盗まれた。そのノートパソコンには、病院の内部規定に反して持ち出した患者の個人情報を保管されていた。ノートパソコンにはパスワードが掛けられており、今のところ、その個人情報が悪用された形跡はない。
同大学では、その男性医師の処分を検討している。

 

【このニュースに一言】

いくら規定を整備しても、まともなコンプライアンス教育が行われていないと、このような事件は何度も起こります。

どうして個人情報の持ち出しが禁止になっているのか、どうして車のなかに個人情報を放置してはいけないのか、この男性医師は知らなかったのでしょうか。それとも知っていて、「仕事をするために必要だった」、「自分は無くしたりしない」といった自分勝手な考え方や慢心があったのでしょうか。

いずれであっても、実効性あるコンプライアンス教育が行われてたなら、防ぐことができたはずです。