「散らかってる方が落ち着く」とアナタは言うけれど

小学校時代の成績表には教師からのコメント欄があります。6年間、アナタの成績表のコメント欄にはこう書かれていました。
「整理整頓が苦手です。頑張りましょう」

しかし、“三つ子の魂、百までも”とはよく言ったもので、年月をいくら重ねてもアナタの整理整頓は上達しません。自分の部屋も片付けられないわけなのです。当然、会社のデスクの上も雑然としています。学生時代は親、先生が注意をしてくれましたが、社会人になるとそうもいきません。面と向かって「整理整頓しろ!」と言ってくれる奇特な人はなかなかいません。よって、アナタのデスクの上はもうグチャグチャ、書類が何重にも積み上がり、対面に座る同期の顔も見えません。おでこがギリギリ見えるといった状態です。
長年、雑然とした状況に慣れているアナタにとっては散らかったデスクこそが自然なのかもしれません。しかし、他の人にとっては目障りでしかないです。

「私の辞書に『整頓整理』という文字はない!」と考えていたアナタですが、それを反省する瞬間もあります。重要な書類が見つからない時です。いくら探しても見つからない、アナタは「あ〜!どこに何があるのかもわからない!」と嘆きます。デスクのどこかに埋もれているはず、とアナタは必死で探します。1時間後、やっと見つかりました。

今回は運よく見つかりましたが、次回このようなことが起きた場合、見つかる保証はありません。取引先から借りていた資料をなくしたら、どうしましょう……。会社同士の信用問題へと発展すること間違いないです。アナタの小さな悪癖が大きなトラブルへと繋がることもあり得るのです。デスクを片付けることも仕事の一つと考えましょう。

教 訓

乱雑なデスクでは仕事もやり辛い。5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を徹底しよう。