第11回 OCOD/HTC共同開催コンプライアンスセミナー(2019年4月24日開催)

「企業不祥事をどう防止するのか? ~ 根本原因の深掘りとコンプライアンス・リスク管理による解決 ~」

昨年度も大手企業等での不祥事が相次いで発生しており、第三者委員会等による調査報告書も公表されています。もっとも、それらを分析すると、根本的な原因分析や抜本的な改善策の提言に至っていないものも少なくありません。本セミナーでは、第三者委員会報告書格付け委員会のメンバーでもある行方洋一
弁護士が、調査報告書の分析も踏まえ、不祥事の根本的な原因や再発防止策などを、リスク管理を導入した今後のコンプライアンスのあり方から具体的に解説致します。

■セミナー概要
・テーマ「企業不祥事をどう防止するのか? ~ 根本原因の深掘りとコンプライアンス・リスク管理による解決 ~」
・講師:弁護士 行方 洋一 先生(行方国際法律事務所 代表弁護士)
・開催日時:2019年4月24日(水) 15:00~17:30
・受講料:23,000円(資料代・消費税込)
・定員:50名(定員になり次第、締め切ります)
・開催場所:東京国際フォーラム ガラスホール棟6階 G610会議室(東京都千代田区丸の内3-5-1)      
・内容:
1.事例にみる不正・不祥事の重要ポイント
 (1)独占禁止法違反(不当な取引制限)
   - 事件の背景は?
   - 真因はどこにあったのか?
   - 抜本的な再発防止策とは?
 (2)引越サービスでの不適切請求
   - 事件の背景は?
   - 真因はどこにあったのか?
   - 抜本的な再発防止策とは?
 (3)顧客資料の改ざん
   - 事件の背景は?
   - 真因はどこにあったのか?
   - 抜本的な再発防止策とは?
 (4)各事例にみる共通点、どう対応すべきであったか?
2.コンプライアンス・リスク管理態勢の導入による解決
 (1)リスク管理の視点を導入したコンプライアンス態勢のあり方
   - 現在のコンプライアンス態勢の限界と弊害
   - 現在の態勢では解決できない理由とは?
   - リスク管理視点での防止がなぜ必要なのか?
   - リスク管理視点のコンプライアンスの具体的な取組とは?
 (2)コンプライアンス・リスク管理の導入手順
   - コンプライアンス・リスクの特定と評価
   - コンプライアンス・リスクの低減と検証・改善
   - 今後のコンプライアンス統括部署のあり方

■セミナー講師
弁護士 行方 洋一 先生(行方国際法律事務所 代表弁護士)
1996年弁護士登録。1999年から2003年までメリルリンチ日本証券株式会社(シニア・カウンセル兼コンプライアンス・マネージャー)。2003年から2006年まで金融庁監査局(専門検査官・専門教育担当官として金融証券検査および検査官教育等の業務に従事)。ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)、ブレーク
モア法律事務所などを経て2013年8月より現職。
第三者委員会報告書格付け委員会メンバー 等

【主な取扱い分野】
コンプライアンスおよび内部統制、金融商品取引法、企業の社会的責任(CSR)、反社会的勢力からの企業防衛に関する法律業務 等