第12回 OCOD/HTC共同開催コンプライアンスセミナー(2019年6月13日開催)

「不正最前線~不正発生の真因と不正防止の内部統制、不正調査第三者委員会の実態を考える」

企業の不正類型が多様化する中、第三者調査報告格付委員会委員として最新の企業不正事例に精通し、わが国内部統制論の第一人者である八田進二教授 (企業会計審議会委員・内部統制部会長)が、これまでの様々な不正事例の分析を踏まえ、不正の本質と真因を究明するとともに、今後の不正防止対策の処方箋を解説いたします。

■セミナー概要
・テーマ「不正最前線~不正発生の真因と不正防止の内部統制、不正調査第三者委員会の実態を考える」
・講師:八田 進二 先生(青山学院大学名誉教授、大原大学院大学会計研究科教授博士(プロフェッショナル会計学))
・開催日時:2019年6月13日(木) 15:00~17:30
・受講料:23,000円(資料代・消費税込)
・定員:50名(定員になり次第、締め切ります)
・開催場所:東京国際フォーラム ガラスホール棟6階 G602会議室(東京都千代田区丸の内3-5-1)      
・内容:
1 不正に対する基本的な視点を確立する
2 最近の企業不正事案の教訓とは?
3 不正問題で問われる内部統制と職業人の倫理とは?
4 内部統制の定義・目的、基本的要素を再認識する
5 不正が後を絶たないのはなぜか?
6 「アカウンタビリティ」概念と、その欠如
7 報告(開示)不正に向けた対応とは?
8 今問われている「職業的懐疑心」とは?
9 第三者委員会の設置と課題
10 不正対応時の社外役員等の課題とは? 等

■セミナー講師
八田 進二 先生(青山学院大学名誉教授、大原大学院大学会計研究科教授博士(プロフェッショナル会計学))
金融庁・企業会計審議会委員(内部統制部会長)、日本内部統制研究学会会長、会計大学院協会理事長、日本監査研究学会会長などを歴任。株式会社日本政策投資銀行、理想科学工業株式会社、日本航空株式会社の社外監査役、独立行政法人経済産業研究所、学校法人聖路加国際大学の監事などを兼務。

主な著訳書:『COSO内部統制の統合的フレームワーク(フレームワーク篇)(ツール篇)(外部財務報告篇)』、『COSO内部統制の統合的フレームワーク-内部監査に活かす原則主義的実践ガイド』、『「逐条解説」で読み解く監査基準のポイント』、『事例でみる 企業不正の理論と対応』、『企業不正対応の実務Q&A』、『会計プロフェッションと監査』、『わが国監査規制の新潮流』等 他多数