コンプライアンスとは

コンプライアンス入門特集|コンプライアンスとは

コンプライアンス入門特集

近年、経営に重大な影響を与える不祥事や、従業員による個人情報の漏洩、インサイダー取引などのコンプライアンス違反が頻繁に報道されています。

 

▼コンプライアンスとは(ショートムービー)


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コンプライアンスの5つの要素


コンプライアンスは「法令順守」と訳されますが、企業におけるコンプライアンスは、法令だけでなく、社内規則などのルール、マナーやモラルを守ることはもちろん、社会貢献として環境や人権などの問題への取り組みまで含むと考えられています。
そのため、コンプライアンスは、「社会の期待に応えること」であり、企業が持つべき基本的な姿勢といえるでしょう。
それでは、コンプライアンスの要素である「法令順守」「社内規程・社内ルール」「社会良識・マナー・モラル」「倫理・誠実さ」「社会的責任・社会貢献」の5つについて説明していきます。

  1. 法令順守
  2. 社内規程・社内ルール
  3. 社会良識・マナー・モラル
  4. 倫理・誠実さ
  5. 社会的責任・社会貢献

法令順守とは、企業や組織、また所属する人たちが事業活動を行う際に、法律や条例などを守ることを指します。

法令を順守するのは当然ですが、「法令違反さえしなければよい」という考え方ではなく、法令の目的や趣旨を理解し、それに基づいた誠実な活動が求められます。

社内規定や社内ルールは、適正な事業活動を行うために設けられています。

それらは、業務の標準化・効率化や、お客様、取引先、従業員との健全な関係を維持するなどを目的としています。社内規定や社内ルールにより、組織全体で一貫した対応や行動が促進され、リスク管理の強化や不正行為の防止につながります。

社会良識・マナー・モラルは、一般的な社会の常識や価値観に基づいた言動のことで、周囲との調和を考慮した良識ある言動が求められています。

モラルやマナーに違反する言動は、周囲に迷惑をかけ、社内では職場環境を悪化させ、地域社会では組織の信用を傷つけることにつながります。

また、SNS時代の現在では、インターネット上でのモラルやマナーを守ることがとても重要です。軽率な違反が、インターネット上で大きな問題となり、人の命に関わる深刻な事態を引き起こすこともあります。
十分に注意しましょう。

倫理・誠実さは、目先の利益や利便性にとらわれず、高い倫理基準から、正しいと考えられる行動をとる姿勢です。

倫理・誠実さを持った従業員ひとり一人の行動は、組織が社会や市場からの信頼を得る土台となります。

社会的責任・社会貢献は、地域社会や環境、次世代に対して積極的に貢献する活動を行うことです。

SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みなど CSR(企業の社会的責任)活動を通じて、社会全体の発展と調和を図る姿勢が求められています。

社会的責任や社会貢献への取り組みは、企業の価値を高め、社会や市場から長期的な信頼を得るための重要な要素となります。

以上、コンプライアンスの5つの要素について説明しました。

企業が持続的に成長し、社会に貢献し続けるためには、全ての従業員がこのコンプライアンスの重要性を理解し、日々の業務において実践することが求められます。 私たち一人ひとりが、コンプライアンスを守り続けることで、より良い職場環境を作り、企業の信頼を築き上げていきましょう。

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